展示会の出展費用はいくらかかる?内訳・相場・節約方法を完全解説
- 4月15日
- 読了時間: 6分

展示会への出展を検討している企業が最初に気になるのが「費用はいくらかかるのか?」という点です。
展示会は新規顧客の獲得や商談につながる有効なマーケティング手法ですが、出展にはブース費用・装飾費・人件費などさまざまなコストが発生します。そのため、事前に費用の全体像を把握しておかないと、予算オーバーになってしまうことも少なくありません。
この記事では、展示会の費用相場から内訳、費用を抑えるコツまでわかりやすく解説します。 これから展示会出展を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
展示会の費用相場はどのくらい?

展示会の費用は、出展する展示会の規模やブースの大きさ、装飾内容などによって大きく変わります。
一般的な中小企業の出展費用の目安は次の通りです。
項目 | 費用目安 |
小規模ブース | 50万〜100万円 |
標準的なブース | 100万〜300万円 |
大型ブース | 300万〜1000万円以上 |
特に多いのが100万〜300万円程度の出展費用です。
費用の多くはブース装飾や施工費が占めるため、ブースデザインにこだわるほどコストは高くなります。また、東京ビッグサイトや幕張メッセなど大型展示会の場合、出展料だけでも数十万円かかるケースがあります。
そのため、展示会に出展する際はトータルコストを把握したうえで予算を組むことが重要です。
展示会費用の主な内訳

展示会の費用は、大きく分けて以下のような項目で構成されています。
出展料(ブーススペース代)
展示会の費用の基本となるのが出展料です。
これは展示会の主催者に支払う費用で、ブースのスペースを借りるための料金になります。
一般的な費用の目安は以下の通りです。
1小間:約20万〜40万円
2小間:約40万〜80万円
4小間以上:100万円以上
展示会の人気や規模によって価格は大きく変わります。
また、出展料には基本的にスペースのみが含まれていることが多く、装飾や設備は別途費用が必要です。
ブース装飾費(施工費)
展示会費用の中で最も大きな割合を占めるのがブース装飾費です。
ブース装飾には以下のような内容が含まれます。
パネル制作
壁面装飾
看板・サイン
照明
カウンター
モニター設置
装飾費の目安は次の通りです。
ブースサイズ | 装飾費 |
小規模 | 20万〜50万円 |
標準 | 50万〜150万円 |
大型 | 200万円以上 |
デザイン性の高いブースや特注施工を行う場合は、さらに費用が高くなることがあります。
印刷物・販促物の制作費
展示会では来場者に配布する資料も重要です。
主な制作物は以下の通りです。
パンフレット
商品カタログ
チラシ
名刺
ノベルティ
費用の目安は5万〜30万円程度です。
特にノベルティは来場者の印象に残りやすいため、企業によっては数十万円かけるケースもあります。
人件費
展示会当日はブース対応のスタッフが必要になります。
例えば以下のような人員です。
営業担当
説明スタッフ
受付スタッフ
コンパニオン
自社スタッフのみの場合は費用は抑えられますが、コンパニオンを手配する場合は1日2万〜5万円程度の費用が発生します。
展示会は通常2〜3日開催のため、人件費も意外と大きなコストになります。
搬入・物流費
展示会では、展示物や機材を会場に運ぶ必要があります。
そのため以下の費用も発生します。
展示物の輸送費
機材レンタル費
搬入搬出費
費用の目安は3万〜20万円程度です。
大型機材がある場合や遠方から搬入する場合は、さらに高額になることがあります。
展示会費用の総額シミュレーション

実際の展示会費用をイメージしやすいように、1小間出展の例を紹介します。
項目 | 費用 |
出展料 | 30万円 |
ブース装飾 | 80万円 |
販促物 | 15万円 |
人件費 | 20万円 |
搬入費 | 10万円 |
合計:約155万円
このように、1小間でも100万〜200万円程度になるケースが一般的です。
企業によっては、より目立つブースを作るために300万円以上かけることもあります。
展示会費用を抑える5つの方法

展示会は費用がかかるマーケティング施策ですが、工夫次第でコストを抑えることも可能です。
ここでは効果的な方法を紹介します。
①シンプルなブースデザインにする
装飾を作り込みすぎると費用が大きく増えます。
そのため、
パネル中心のデザイン
シンプルなレイアウト
レンタル備品の活用
などでコストを削減できます。
最近はシンプルでも目立つブースデザインが主流になっています。
②レンタル備品を活用する
カウンターや椅子などは購入する必要はありません。
展示会では次のような備品をレンタルできます。
テーブル
椅子
モニター
展示棚
レンタルを利用することで、費用を抑えることができます。
③ノベルティを最適化する
ノベルティは大量に用意すると費用が膨らみます。
そのため
ターゲット限定で配布
デジタル資料を活用
QRコード資料配布
などの方法でコスト削減が可能です。
④自治体の補助金を活用する
展示会費用は、自治体の補助金を利用できる場合があります。
例えば以下のような制度です。
展示会出展補助金
中小企業支援制度
販路開拓補助金
補助率は1/2程度のケースが多く、活用すれば費用負担を大きく減らせます。
⑤小規模ブースから始める
初めて展示会に出展する場合は、いきなり大規模ブースにする必要はありません。
まずは
1小間出展
シンプル装飾
少人数運営
から始めることで、費用を抑えながら展示会の効果を検証できます。
【まとめ】展示会費用は高い?費用対効果を高めるポイント

展示会の出展費用は100万円以上になることも多いため、「本当に効果があるのか?」と不安に感じる企業も少なくありません。確かに広告やWebマーケティングと比べると、展示会はまとまった費用が必要な施策です。
しかし展示会には、対面で直接商談できるという大きな強みがあります。興味を持ってブースに立ち寄った来場者とその場で会話できるため、短時間で信頼関係を築きやすく、具体的な商談につながりやすいのが特徴です。
また、展示会では1回の出展で数百〜数千人の来場者に自社サービスを知ってもらえる可能性があります。もし展示会で10件の商談が生まれ、そのうち2〜3件でも受注につながれば、出展費用を十分に回収できるケースも多いでしょう。
費用対効果を高めるためには、次のポイントが重要です。
ターゲットとなる来場者が多い展示会を選ぶ
事前に来場者へ案内メールを送る
ブースでの声掛けや説明を工夫する
名刺交換後のフォローを徹底する
このように、事前準備とフォローをしっかり行うことで展示会の成果は大きく変わります。単純な費用だけを見るのではなく、どれだけ商談や顧客獲得につながるかという視点で考えることが大切です。
展示会の費用で迷われたら、株式会社フロンティアにご相談ください。
